スイーツ企画室の思いつき♪

こちらは、「スイーツプロデューサー 若狭 薫」のブログです。

「コンセプト」ってなに??

こんにちは!スイーツ企画コンサルタントの若狭薫です♪

春ももうそこまで来ていて、桜も5分咲き🌸

お菓子屋さんにとっては、ようやく一息ついて今年の企画を練り始めるころでしょうか?

 

さて、今回のテーマは「コンセプト」です

「コンセプト」って聞いたことありますか?

「う~~~~ん、名前だけは(+_+)」

「何となくは分かるけど…ムニャムニャ」(最後が聞き取れなくなる)

…そんなクライアントさんもよくいらっしゃいます!

 

 

でも大丈夫!!私が教えますよ~~( ..)φメモメモ

コンセプトは企画の「概論」と言われ、「ストーリーの核」となる部分の事です。

 

例えば、イベント企画で【春】を題材に企画を立てた場合、

コンセプトは「お花見に持っていきたくなる桜に負けないプチ土産🌸」…のように

ぱっとイメージが着く1文(題名)のことになります。

 

コンセプトが分かりやすいように、大体は「コンセプトストーリー」として

物語を組み入れて説明をします。

 

なぜ、それが必要なのか?

そこが問題ですよね~~

正直、忙しい作業の日々にこんな全く違う分野の事

考える余裕なんて菓子屋にはありません。

 

コンセプトが必要な理由は、

その「忙しさ」で消されてしまっている

「お店の本質」である「ブランド」を

お客様にいかに分かりやすく伝えていき

価値を理解していただくか、という事にあると

私は思っています。

 

簡単に言えば、

どんなにかっこいい人でもいい人とは限らない。

どんなにいい人でもお金を稼げるとは限らない。

話さなければその人の中身の質は分からないし、

中身の質はその人が自分の言葉で語るストーリーや

にじみ出てくる人柄で表されてくる。

 

それと同じように、

世の中には美味しいお菓子は溢れているけれども

「このお店のお菓子は、店主のロマンチックなストーリーが材料の一部だ」

とイメージできる素晴らしいお菓子は

いつの時代でもお客様の舌だけなく

「心」に残り、ストーリーがあることで

「記憶」に残っていくのです。

 

…どうでしょうか?

ここはひとつ、「コンセプトストーリー」考えるモノづくり

始めてみませんか?【春】ですしね(笑)

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満開の桜ももうすぐですね~♪